サイジングのアンチパターンとして、高負荷時の消費量を低負荷時のリソース消費量を基に見積もる方法があります。例えば、単発の処理を実行してプロセッサ使用率を計測し、実機サイジングにおいてそれを高負荷時のスループットまで線形で想定するケースです。この方法の場合、高負荷時のリソース使用量が低負荷時のリソース使用量を線形で伸ばしていくと入力となる値が少し変わるだけで大きくブレてしまうという欠点があります。例えば、同時に200多重のピーク時を1処理を単発で実行した際のリソース使用量をベースに推計しようとした場合、ベースが1%と2%ではプロセッサ使用率であると考えると100%の違いが出ているということになるのです。大きな結果のずれをわずかな入力値のずれが招いてしまいます。